こんにちは。新居の無垢床を塗装してみましたので、今回はその時のお話をば!
塗るのかい?塗らないのかい?
我が家の床材は1Fも2Fも全て「無垢の杉」です。
杉は踏み心地が柔らかくて、暖かく感じるのでとても好きです。
写真は我が家ではないですが(笑)、遊びに行った先で見かけた素敵な杉の床。
元々、杉の床は裸足で歩いているうちに足の脂でワックスがけしたみたいになると聞いていたので全然塗装する気はなかったのですが。。。
やっぱり塗装してほしい。無塗装は嫌。
水とか食べこぼしが気になる。
ええー。別に多少汚れても関係ないって。
だいたい塗装したぐらいじゃあんまり防げないでしょ。
知らんし。とりあえず無塗装は嫌。
。。。
ということで我が家の床材は塗装されることに決まりました(涙)。
塗料選び
塗料選びはTwitterでイケダコーポレーションの方に相談させて頂き、オイル塗装に決めました。
イケダコーポレーションの取り扱う「リボス」という自然塗料が有名ですね。
リボスについて詳しくはこちらをどうぞ。
はじめは蜜蝋ワックスを塗ろうかと思っていましたが、蜜蝋は刷り込むのが大変だということで塗りやすさを優先してオイル塗装にしました。
Twitterでアンケートもとってみましたがオイル塗装が一番人気のようですね。
数あるリボスの製品の中でも、オススメして頂いたのは「アルドボス」という塗料です。
調べてみると、アルドボスは亜麻仁オイル系の塗料ということです。
内部に浸透して効果を発揮するので表面に塗膜を作らず、杉の感触もそれなりに保てそうです。
塗装にあたり準備したもの
まずは「アルドボス塗装してみた」的なブログがないか検索してみました。
ま、そんなピンポイントであるわけないか~。。。あるやんけ!
しかも、あの有名な「でんホーム」さんでした!
よしよしここに書かれているものを用意すれば間違いないな。。。
ということで、塗料(アルドボス10L)に加えて基本的には上記でんホームさんの情報を頼りに物品を揃えました。
あとは塗り方はこの動画を見ながらイメージを膨らませました。
実際に塗ってみた!
道具も揃い、休みになったのでいざ実際に塗装を開始!
塗装前の清掃や養生も基本的にでんホームさんのブログの通り実施します(笑)
補足ですが、
①アルドボスの缶を開けるのにマイナスドライバーは必須です!!
②コテバケに継柄を取り付けると膝と腰に優しいです
③家一軒ならウェスは5㎏ぐらい準備しましょう
塗ってみた結果。。。
BEFORE
AFTER
おお~なんかそれっぽいな!(結構テンション上がる)
やってみて分かりましたが、塗りよりもオイルふき取りの作業が大事ですし、大変です。
本当にウェスは大量に用意しましょう(僕は2回追加購入しました)
1日目は軽めに切り上げて乾燥させて様子を見ることにしました。
2度塗りへの道
塗装した翌日、乾燥状態を確認しに新居へ行きました。
どれどれ。。。むむっ…!
なんか手触りがあんまりだなぁ。。。
塗り方が悪かったのか、拭き取りが甘かったのか(たぶんこれ)、表面がザラザラになったような気がしてしまいました。
たぶん表面をちょっと削ればなんとかなるだろうと思い、ちょうど用意していた240番のサンドペーパーでちょいと撫でてみました。するとなんということでしょう。
おっおっおっ…!なんだこれスベスベですごい!!
その手触り、まるで2歳児のお肌のよう…っ!!
そう、この時ゴリラは気づいたのである。
木は研磨するとスベスベになるということに。※当たり前
もっとスベスベさせたい。。。
そして☝で挙げた動画のことを思い出しました。
こちらによると2回塗りでスベスベ度が増しているようです。。。
なるほどぉ。。。
これは、行くしかない!2度塗りへ!!
磨きこそ鬼門
さて、二度塗りすることに決めたことで、工程を次のように考えました。
①床面清掃→②塗装(1回目)→③ペーパーがけ→④床面清掃→⑤塗装(2回目)→⑥ペーパーがけ→⑦床面清掃
なんと⑦工程もある重労働となりました(笑)
表面のスベスベ度も大切ですが、余分な塗膜を取ってあげる意味でも2回目のペーパーがけも必要かなと考えました。
思いがけず増えたこのペーパーがけの作業ですが、、、
激しんどい(怒り)
サンドペーパーを角材に巻き付けてひたすら床を磨くわけですが、全然進まず握力だけが奪われていきます。床につきっぱなしの膝も悲鳴を上げます。
いや、これマジで無理だな。なんでこんなことやろうと思ったんだ。。。
と心が折れかけた時にTwitterで神の声を頂きました。
「3Mの手研磨ブロックとランダムアクションサンダーを使うのです」
それぞれ☝のようなものです。
半信半疑でしたが(おい)、この苦痛から逃れられるならと藁にもすがる思いで早速ホームセンターへ購入に行きました。
とりあえず売っていた手研磨ブロックとランダムアクションサンダー(一番安いやつ)を購入し、使ってみたところ劇的に作業効率がアップしました!!
この有益情報を教えて下さったのは「やまのすみか」の田上さん。遠く鳥取から神のアドバイスありがとうございました。やはりプロは違いますね。。。
あとはひたすら家の中をエリア分けして、塗り→乾燥→磨き→塗り→乾燥→磨き→(無限ループ)。。。
普通に1日では終わらない(乾燥期間も必要)ため、週末を3回ぐらい使って作業しました。
家一軒やるとめっちゃ時間がかかるぞ!特に2回塗りやるとすごいぞ!
余談ですが、深夜2時ぐらいまで塗装作業をやって次の日フラフラになりながらTOEIC受けたら過去最高得点を記録しました(笑)
まさかのリスニング満点でたwww#TOEIC pic.twitter.com/S4SayVHQ0I
— ゴリ ゴリラ©️ (@heat20_G2030) October 19, 2021
とまぁ余談は置いておいて(笑)、2度塗り+磨きをやってみた結果ですが。。。
やっぱり一度塗りとはしっとり感が全然違いますね。
せっかくやるなら絶対2度塗りだと思います。
ただ~し、と~っても時間がかかります。。。
DIY塗装やってみた感想
今回、様々な方のお力とお知恵を拝借しながらDIYで新居の床全面オイル塗装という無謀なチャレンジを無事(?)に完走できました。
やってみての感想ですが、
①アルドボスは塗りやすくてオススメ!
②コテバケには継柄を付けよう!
③膝パッドが欲しくなる!
④ウェスは大量に!(5kg推奨)
⑤スケジュールは長めに確保!(2度塗りなら乾燥入れて実働一週間は欲しい)
⑥手研磨ブロックとランダムアクションサンダーは必須!
⑦10Lはちょっと多いので、2.5Lを数缶買うと良いかも!
⑧ランダムアクションサンダー用に延長コードを用意する!
正直なところ、床塗装DIYは時間と労力がめちゃくちゃかかるのでオススメはしません。。。が、やってみて家への愛着が一層湧いてきましたし、妻も喜んでくれたので個人的にはやって良かったです!
今回は以上です~。
ちょっと写真を撮り忘れたアルドボス塗装後の撥水状況など、後程加筆予定です。
床塗装DIY、いってらっしゃい!!
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