付加断熱してくれますか?

付加断熱
みなみ
みなみ

どうもこんにちは。今回は付加断熱についてです。

前回、ウェルネストホームを訪問させて頂き「予算の許す範囲で高性能」を心に誓ったワタクシ。

具体的に高性能な家にするためには何をすればいいのでしょうか。。。

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断熱を厚く

とりあえず手っ取り早く家の性能を高めるには、断熱を厚くするのだという結論に達しました。

HEAT20の指標も断熱性能にあわせてグレードが決められています。

断熱を厚くして断熱性能を高めることで、冬の寒さが家の中に伝わりづらくなり快適性が増すと考えました。

充填断熱と付加断熱

具体的に断熱を厚くすると考えた時に、素人の自分は壁のことを考えました。

そこで壁の断熱を厚くする方法を考えたときに、充填断熱と付加断熱という考え方に辿り着きました。

充填断熱とは

(画像はマグ・イゾベール社HPから引用)

写真のように室内側の柱の間に断熱材を詰めていく方法を充填断熱といいます。

現在、木造住宅に使われている柱の太さは105mm(たまに120mm)なので、実質的にこの数値が充填断熱の厚みとなります。

充填断熱だけでもHEAT20 G2グレードは十分達成可能で、断熱材をグラスウール等よりももっと熱伝導率の低いもの(フェノールフォーム等)を使うことでより断熱性能を高めることができます。

みなみ
みなみ

断熱材についての記事もはよ書かねば。。。

付加断熱とは

(画像はマグ・イゾベール社HPから引用)

充填断熱に加えて、写真のように壁の外側にも断熱材を設置する方法を付加断熱といいます。

文字通り、断熱材を「付加して」いる訳です。

充填断熱に加えて行うものなので、外張り断熱とは意味が異なります。

また、写真は外側に付加している「外付加断熱」ですが、内側(室内側)に付加する「内付加断熱」という方法もあります。

みなみ
みなみ

どちらの方法も断熱性能を高めるうえでは有効ですが、外付加断熱を採用している会社が多い印象です。ちなみにウェルネストホームも外付加断熱の方式ですね。

付加断熱をすると何がいいの?

一般的には充填断熱のみの会社が多いので、付加断熱のメリットについて説明してもらう機会は少ないかもしれません。

そこで、僕なりに考えた付加断熱のメリットをお伝えしたいと思います!

メリット①:断熱性能が向上する

通常の充填断熱に加えて付加断熱を行うことで断熱性能が向上します。

充填断熱105mmに加えて付加断熱を50mmとすると、約1.5倍の断熱材の厚さになります!

外壁は家の中で最も表面積の大きい部分なので、この部分の断熱性能を強化することは快適な室内環境を保つために大切だと思います。

メリット②:構造を守る

付加断熱無しの場合、家の構造(柱や梁など)が外気の影響を受けやすくなると考えました。

木材も外気温の高低でわずかに伸縮があるでしょうし、このわずかな伸縮が思わぬ歪みに繋がることもあるのでは?という考えです。

付加断熱をすることで構造が外側から断熱材に覆われ、温度変化が伝わりずらくなります。

メリット③:気密性の担保

上記メリット②とも関連しますが、構造の伸縮を低減することで気密部材の劣化や剥離も軽減できると考えました。

気密は家の寿命や快適性とも密接に関係しており、新築時だけでなく長期にわたって良好な状態を保っておきたいです。

付加断熱をしてくれませんか?

以上の理由から、S工務店に付加断熱の相談をしてみました。

みなみ
みなみ

予算の話をしているところ申し訳ないのですが、付加断熱というものをやってみたくでですね(かくかくしかじか)

Sさん
Sさん

付加断熱ですか。。。

当社は充填断熱で十分だと考えています。

付加断熱をしたとしても光熱費が少し減るだけで、費用対効果を考えると正直お勧めできません。

みなみ
みなみ

左様でございますか。。。分かりました。。。

。。。。逆に悩むぞ!

ええ、そうなんかー光熱費だけの問題??でも色んなところで断熱性は高めたほうがいいって聞くし???でも気密断熱に取り組んでいる人が言うならそうなのか???

みなみ
みなみ

もう分からなくなってきました。。。

ということで、悩みに悩んだゴリラは別の工務店に話を聞きにいくことにしたのでした。。。

次回、「付加断熱してくれますか?パート2」に続きます!

コメント

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