家作りの諸費用をさらけだす!笑
新築戸建て購入するときに必要な費用ってどんなものがあるのでしょうか。
実際に工務店からもらった見積もりを基に、家づくりに必要な諸費用を紹介します。
家づくりにかかる10大諸費用!!
建物本体はいわゆる「坪単価」という項目でだいたい総費用が把握できます。
坪単価に何を含めるかについては工務店・ハウスメーカーによって違うのですが、坪単価に含まれないものは別途計算する必要があります。そしてそれらは「諸費用」と言われます。
では実際どういったものが諸費用になるのでしょうか。
諸費用①:確認申請手数料
家を建てる前に役所に設計資料を提出して建設して良いかどうかお伺いを立てます。
その時に提出する資料作成、手続きにかかる費用です。だいたい40万円くらい。
諸費用②:住宅瑕疵担保履行法に基づく保険料
名前が難しいこちら。簡単に言うと建てた後に防水や構造に重大な不具合が発見された場合、施主を守るための保険です。だいたい10万円くらい。
諸費用③:住宅ローン保証料
住宅ローンを組むときに必要な保証会社。保証会社に保証人になってもらうための費用です。
借入金額1000万円につき20万円ぐらいが相場らしいです。
諸費用④:火災保険料+地震保険料
これらの保険料は新築時に10年一括で支払いするケースが主です。火災保険+地震保険で総額60万円ぐらい。
諸費用⑤:建物登記費用
住宅を新築した際に、役所にどういった建物を建てたのかを登録する必要があります。この費用がだいたい10万円ぐらい。
諸費用⑥:地盤改良費
建築予定地の地盤が健全なのかどうかチェックし、地盤改良が必要となれば適切な方法で補強する必要があります。地盤改良の費用は、地盤の状態により大きく異なってしまいます。数十万で済む場合もあれば、数百万かかる場合など。。。
諸費用⑦:上下水道引き込み
道路から敷地内へ上下水道管を引き込む必要があります。これが結構高い!!
上下水道あわせて90万円ぐらいかかると思っておいて下さい。
古家がある場合や、造成地などでは水道引き込み済のケースが多いと思いますので引き込みの有無をよく確認しましょう!
諸費用⑧:照明費用
せっかく家を建てても照明がないと夜は真っ暗です。笑
照明は家のおしゃれ度にかなり影響する部分ですし、ケチらずにいきたいのでだいたい40万円ぐらいは予算どりしておく必要があります。
諸費用⑨:カーテン
さすがに「俺はカーテンなんていらねえ!すべてをさらけ出す!」という人はなかなかいないと思いますので、ほとんどの人はカーテンの予算を総費用に計上しておく必要があります。
オーダーカーテンで贅沢したい場合は40万円ぐらいでしょうか。既製品の安いものでいいや~という場合はもっと下がります(たぶん25万円ぐらい)。
諸費用⑩:外構
家全体のイメージ、素敵なお庭を演出するために必須の外構工事。
ここは絶対にケチってはいけない費用になります。
都会の狭小地では敷地面積が広くないのでこの費用が安上がりになりますが、地方都市や田舎の敷地面積40坪以上の土地ではしっかり予算をかける必要があります。
いろいろ調べたところだいたい以下の目安で予算どりしておく必要があるでしょう。
~40坪:200万円程度
40~50坪:250万円程度
50~60坪:300万円程度
諸費用めっちゃあるやん!!
10大諸費用の総額
それでは諸費用総額はいくらぐらいでしょうか。
モデルケースとして借入4000万円、敷地面積50坪(上下水道引き込みなし)、地盤改良なしとして計算してみますと。。。
総額 610万円!!!
た、た、た、高い!
もし地盤改良があった場合はこれにプラスされます。
諸費用を抑えるために何ができるか
激しくお金がかかる新築諸費用。
では諸費用を抑えるために何ができるかを考えてみましょう。
1.必要十分な敷地面積の土地を探す
「土地は広いほうがいいや~」と言って広めの土地を買うと土地の費用だけでなく外構工事の費用も嵩みます。必要十分な広さをよく考えて土地選びをすることが大切です!
2.水道引き込み済の土地を探す
もし意中の土地に水道引き込み済であればラッキー!その分費用が浮きます。
3.地盤が強い土地を探す
もし地盤改良が必要になればその分余計に費用が嵩みます。こればかりは運の要素も強いのですが地盤がなるべく強い(と思われる)地域で土地探しをしてみるのも良いでしょう。
まとめ:やっぱり家づくりはパートナー選びから
今回は新築家づくりに必要な諸費用について解説してみました。
また諸費用を抑えるために何ができるか、という点では土地選びが非常に重要ということも分かりました。
じゃあ、どうやってそんな土地を探すんだよ、ってことなのですが、これはもう信頼できるパートナー(工務店・ハウスメーカー)と一緒に地道に探すしかないです。
信頼できるパートナーを選ぶ
→パートナーと一緒にみっちり資金計画と建築要望をまとめる
→資金計画内で希望の家づくりが出来る土地を一緒に探す
これが最短で最高の家づくりへの道です。
結局、家は「だれとつくるか」が大事だね
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