こんにちは。今回はS工務店の新プラン見積もりについてです。
新プランの見積もり
前回、家をコの字にして外からの視線を遮るプランをS工務店に提案頂きました。
多少の間取り変更や、住宅設備選びも終えて、本チャンの見積もりを提出して頂く段階に来ました!
ああ~ドキドキする。
Sさんに任せとけば大丈夫!…なはず。
ウキウキとドキドキが半々ぐらいの心模様でS工務店へ向かいます。
こんにちは!本日もよろしくお願いします。
いつも通りSさんが明るく迎えてくれます。
打合せ用のテーブルに目をやると、どう見ても見積書っぽいものが置いてある。
どうもこんにちは!(そこのそれを、早く見せてくれませんかねぇ)
はやる気持ちが抑えきれず(笑)、雑談もそこそこに本題に入ってもらいました。
こちらがみなみ様邸のお見積りです。。。
見せてください!!
こ、こ、これは…!
予算超えてるじゃん!
。。。(話が違う)
おかしい。。。予算内に収めることを前提にいままで打合せしてきたはずなのに。。。
見積もり内容についてSさんが詳しく説明してくれたのですが、正直全然頭に入ってきませんでした。
プランへの懸念
まさかの予算オーバーの見積もりを提示され、放心状態でしたが、「これは聞いておかなければ!」という質問があったので聞いてみることにしました。
あの、、、日射取得とかどんな感じか教えてもらってもいいですか…?
この頃から松尾先生のYoutubeチャンネルが始まり、「太陽に素直な設計」に興味があった私。
S工務店からの間取り提案は↓の画像のような感じでした。(上が北です)
寝室が東、玄関が西にそれぞれLDKに対して出っ張っていて、朝夕の日射取得の邪魔になるのでは?と考えていました。
日照のシミュレーションをお見せします!
と、Sさんが日当たり具合をシミュレーションソフトで見せてくれました。
日の出はあまり問題ないですが、冬は西側が出ているので午後はちょっと日が入りずらいですね。
・・・ダメじゃん。
建築費も予算オーバー、日射取得量も少なくて光熱費もかかる家ですか?
そうですか……(なんかショック)
よくよく考えると、Sさんは我が家の希望に沿ってベストな間取りを提案してくれていたはず。。。
いま振り返ってみるとそう思えるのですが、この時はなんとも言えない残念な気持ちになってしまっていました。
壁内結露?
日射取得の件で落胆した気持ちを抱えながら、「これは聞いておかねば!パート2」を繰り出しました。
あの、、、結露計算とかどんな感じか教えてもらってもいいですか…?
了解しました!
颯爽とソフトを立ち上げ、外気や室内の状態を打ち込んでいくSさん。
手慣れた様子なので結露計算なんかお手の物だぜ!という感じです。
え~、まず冬ですがこれこれこういう具合で結露の可能性はないですね。
ほうほう。これなら安心ですね。ちなみに夏型結露というものもあるみたいなので、そちらの検討もしてもらっていいですか?
はい、かしこまりました。少々お待ち下さい。
カタカタとPCを操作して数値を打ち込んでいくSさん。。。
なぜ僕が夏型結露を気にしていたかというと、今後酷暑がさらに厳しくなると予想されるので、夏型結露は無視できないだろうという素人の予測なのですが。。。
え~、、、ほとんどない状況だと思いますが、気温・湿度が非常に高い状態だと結露が発生しますね。。。
え、いまなんて?
け、け、け、結露するんですか?
はい、ですがこの外気の状況はほとんど発生しないと思いますよ。
。。。
実は、このやり取りには伏線がありまして。
打合せを重ねる中で、「これは夏型結露するんじゃない?」という疑念を持った時がありました。
その時に一度Sさんに「調湿気密シートは使ったりしないんですか?」と聞いたことがあって、「不要です」という回答を貰っていました。
でも結露するんじゃん。。。。
調湿気密シートを使えば問題ないですね。
(本日2度目。笑)
だから言ったじゃないか
打合せの最後に
かなりモヤモヤした気持ちを抱えたまま、打合せを終えることになってしまいました。
とりあえずSさんには、
・予算内に収めた提案が欲しい
・日射取得や日射遮蔽をきっちり検討してほしい
・壁内結露しない構成にしてほしい
の3点を伝え、また間取りから検討してもらうことにしました。
振り出しに戻るだな。。。
正直に言って、これまでの打ち合わせが全て無駄だったんじゃないかぐらい落ち込んでしまいました。
そして、これは依頼先を変えるべきなのではないかという考えも浮かんできました。
このままS工務店でいくのか?新しい会社を探すか?
乞うご期待!!笑
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