みなみ
HEAT20ってなんじゃろな。
HEAT20とは?
「夏涼しく冬暖かい家」を建てるときに、室内の温熱環境はとても重要です!!
残念ながら日本の過去・現在の基準は室内の温熱環境に十分配慮したものになっていません(むしろほとんど考慮していないと言ったほうがいいかも…)
そんな日本の現状を打破すべく、2009年に発足した民間団体がHEAT20なのです。
G1・G2グレード
HEAT20の提唱する温熱環境の優れた家には「G1」「G2」の2つのグレードがあります。
みなみ
G1とG2で何が違うの?
2つのグレードの違いはUa値(外皮平均熱還流率、単位W/(m²・K))という数値で表現されます。
Ua値は、数値が小さいほど性能が優れています。
例えば太平洋側の温暖な地域(6地域)の場合、
G1グレード:0.56
G2グレード:0.46
※参考として、国の基準は:H4年基準が1.54、H25年基準が0.87です
このUa値の違いが何を表しているかというと、
冬において普通に暖房を部屋にいるときだけ使って寝るときは切るような生活をする場合、6地域では、
G1グレード:概ね10℃を下回らない
G2グレード:概ね13℃を下回らない
という温度が保たれることになります。正直G1グレードは寒いですよね!?笑
みなみ
10℃は寒いよ。笑
ということで、HEAT20のグレードはG2を基準に考えていくべきです。G1グレードは正直、国の基準に少し色をつけた程度(費用対効果も)でしかないと思っています。
まとめとオススメ書籍
まとめです!
・HEAT20は高断熱住宅の基準を示している民間団体
・HEAT20のグレードはG2がおすすめ!
以上です!次回をお楽しみに。
コメント