はいどーもー。
家は「可変性」が大事とよく言われますね。
ライフスタイルの変化に対応できるようにということですが、具体的になにしたらええのん??
正直なところ、未来の暮らし方を今から見通すのは難しいものがあります。
老後のことを考えて~、とか、子どもがいなくなった後でも~、とか言われますが広さの制約で1Fに水回りをまとめられないとか、子どもがずっと家にいるとか、それぞれの家庭の状況があるので間取り的に「これ」というものは言い難いでしょう。
ですが、家を建てた身として「これがあればもっと家の可能性が広がったのに・・・」とか「ここを考えていなかった・・・」という点がいくつかあります。
そんなしくじりを是非皆さんに共有したい(笑)
今回の記事で書くことを少しでも導入してもらえれば、将来的な家のポテンシャル向上=可変性にお役に立つ!…かもしれません(笑)
その1 除湿器の排水口
除湿器は必須家電と言っても過言ではありません。
最近はランドリールームをつくって部屋干しされるご家庭も多いと思います。
出典:ARRCH(https://www.arrch.net/blog/slug-8e38d4a448a1e9c2c3a0632c91f67da8)
そんな空間には、置きたいですよね。。。除湿器。
梅雨時期なんかの「ジメジメするけど冷房入れるとちょっと寒い」みたいな時にも除湿器は活躍してくれます。
そんな「一家に一台」の除湿器とあわせて考えておきたいのが、「排水口」です。
排水口ってなんやねんな。。。
「コレ」です!
そう、洗濯機とかの排水をつなぐヤツですね。
除湿器はタンクに溜まった水を捨てるのが面倒ですが、ホースを繋げておけば「連続排水」ができます。(以下、参考)
出典:三菱電機HP(https://www.mitsubishielectric.co.jp/sq/assist/rakuraku/dehumidifier/)
ホースから排水されていくのでタンクに水が溜まらず、楽ちんです!
普通は水を捨てる場所がないので☝の写真のようにお風呂場にホースを持って行って排水しますが、排水口を設置しておきそこに繋いでしまえば良いのです。
あとは「連続排水」のできる「コンプレッサー式」の除湿器を購入するのみです!!
※消費電力と能力的に除湿器はコンプレッサー式がオススメです。
その2 セカンド冷凍庫置き場
あなたは、冷凍食品のまとめ買いをしたりふるさと納税で返礼品のお肉を貰ったりしますか…?
最初は計画してなくてもそのうち絶対欲しくなりますよね。セカンド冷凍庫!
それならば、最初から「置き場所」と「コンセント」を確保しておきましょう!
実際どれぐらいの置き場所が必要かと言いますと。。。
容量100L以上は欲しいから~。。。
ハイアールの138L冷凍庫を例に取ります。
この製品ぐらいのサイズが目安になるんじゃないかと思います。外形が以下の通り。
幅50cm+ドアを開くスペースを考えて60cm(600mm)ぐらいの幅があればこのサイズの冷凍庫が置けそうです!
パントリーの要望に「セカンド冷蔵庫置き場」も加えちゃいましょう!
そして冷凍庫を置くとなったらスペースだけでなく「コンセント」も必要です。
一応、アースターミナル付きのものを用意しておいてもらいましょう!コンセントぐらい増やしても大した金額じゃないですからね。家の可変性にはコンセントマシマシは欠かせません☺
セカンド冷凍庫は近々購入予定なので、実際に使ってみた感想を皆さんにも共有しますね~!
その3 自転車置き場
自転車置き場…イリますよね?
大人には車がありますが、子どものメイン移動手段は自転車です。
そして自転車は基本的に家の外に置きます。
いざ乗るときにサドルがびしょ濡れではテンションダダ下がりですので必然的に屋根が必要になります。
そうです。自転車置き場が必要です。
カーポートがあればいいですが、カーポートがないと冗談ではなく、これぐらいしっかりした自転車置き場が必要と思います。
こういう簡易な自転車置き場もありますが、強風で飛びますからね(笑)
外構計画。。。
植栽をどうしようとか考えてる場合じゃないです。
まずは子どもたちのお尻をビチョビチョにしないための自転車置き場を確保してからどこに木を植えるか考えてください(憤怒)
上級編 電気乾燥機用200Vコンセントと床補強
※こちらは「こんなものもあるよ」というご紹介です。
あなたのお宅には「乾太くん」置きますか・・・?
「うちはオール電化だから乾太くん無理なんだよ~!!」
「プロパンガスだから諦めたよ~!!」
お洗濯を便利にしてくれる大人気のガス乾燥機「乾太くん」
でも導入できないお宅からは☝のような嘆きが聞こえてくるような、こないような。。。
そんな人たちに「電気乾燥機」の導入を検討して頂きたい!
そしてできれば「海外製」を。。。笑
そう。ミーレです…!!
突然ですが、ちょっと僕のヨーロッパでの体験を聞いてください。
あれはオランダに1ヶ月半ほど出張に行ったときのこと。
滞在していたホテルの部屋に洗濯機と乾燥機がありました。
「へ~、ヨーロッパは洗濯機と乾燥機が分かれてるんやな~」と思いました。
確かに屋外で洗濯ものを干している家を全然見かけなかったので景観を守るためにそうしているのかもしれません。
体験談終わり。
カスみたいな体験談でした(笑)
しかし、日本でもこのやり方は十分採用に値すると思うのです!!!(力説)
・家族の人数が多いと洗濯を複数回する
・花粉やPM2.5の影響を避けるのに部屋干し
・限られた家のスペースでは室内干しがしづらい
そう。日本だって☝のような洗濯事情を抱えてるのです。
そうなると、提案したいソリューションは次の通りです。
・洗濯乾燥機ではなく、洗濯機+乾燥機で複数回の洗濯と部屋干し量削減に対応
そう。ミーレです…!!(2回目)
ミーレにも、①洗濯乾燥機②洗濯機③乾燥機と3種類のラインナップがあります。
参考→https://life.miele.co.jp/lp/laundry/
①洗濯乾燥機に全て任せるか、②洗濯機+③乾燥機の分業体制でいくかですが、上述の通り僕は分業体制を推します。
それでは、ミーレ様を自宅にお迎えするのにどういった準備が必要なのでしょうか・・・?
この点についてですが、、、一筋縄ではいきません。
やはりそこはミーレ様、相応のお迎え体制を要求してきます。
詳しく書いて頂いているブログを紹介します。詳細はこちらをご覧ください。
なかなか大変なご苦労をなさった様子が伝わってまいります。
新築の計画段階で対応しておくとすれば、
・200Vのコンセントを用意
・床補強しておく
・スペースの確保
でしょうか。全て設計段階で考慮しておけばそれほど大きな金額でもなく対応できると思います。
まとめ
はい、今回のまとめです。
今回の記事では「お金をそこまでかけずに家のポテンシャル=可変性を上げる方法」について紹介させて頂きました。
・除湿器の排水口を用意しておけばタプタプの排水タンクを抱えて水を捨てる手間が省けます
・セカンド冷凍庫置き場を確保しておけばコストコで食材買い放題です
・自転車置き場を考えておけば子どもたちの自転車通学ライフがバラ色です
こういったことも「暮らしを考える」ことの一つではないでしょうか。
こういうことはハウスメーカーや工務店は全然気が利かないので(マジで)、自分たちが暮らしやすいように提案していく必要があります。
世の中、IoT化の急速な発展や逆に昔ながらの良いものの価値を再認識といったことがたくさんあります。
自分たちの理想の暮らしを実現するために足元と未来をしっかり見つめてアンテナを高く張り情報収集していきましょう。
我が家は全然ダメなので反面教師です(笑)
それでは!
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