こんにちは。
本日はネタ的ですが、家づくりでたまに目にする「契約は結婚のようなもの」について考えたいと思います。
家づくりにおける「契約」とは
仕事の依頼を受けた請負人が仕事を完成させることを約束し、注文者がその仕事の完成に対して報酬を支払うことを約束して交わす契約が請負契約です。(中略)建築工事や土木工事のような工事請負契約では、工事名称、工事場所、工期、請負代金などを明記した工事請負契約書を作成し、詳細な事項の約束を取り決めた契約約款や設計図書、見積書などを揃えることが原則です。
(ホームズ 不動産用語集より引用)
難しい表現が並んでいますがまとめると、
①請負人(住宅会社)と発注者(施主)がいる
②請負人は家を完成させる、発注者はお金を払う
③契約書(図面や見積を含む)が必要
「結婚」とは?
【結婚】
夫婦になること。社会的に承認された夫と妻の結合。
Wikipedia調べ
まぁこのご時世、色々な結婚の形がありますから一言では言い表せないですよね。
「契約=結婚」???
それぞれの言葉の定義を確認したところで、本題に入ります。
「契約」は「結婚」なのでしょうか?
YESであり、NOだと思います
我々は結婚するつもりで末長くお付き合いさせて頂くつもりです!
みたいな感じですよね。
つまり、「施主と住宅会社が結婚する」という価値観なんですよね。
それは違うんじゃないかと思うのです。
よく考えてみてほしいのですが、多くの人にとっては「結婚」と「同居」はセットだと思います。
新居にも営業マンついてきますか?
ついてきませんよね??www
同居するのは営業マンや住宅会社ではなく、「家そのもの」です。
つまり、結婚するのは住宅会社や営業マンではなく、「家そのもの」です。
ちょっとここからは「家」を「妻」と置き換えて話を進めたいと思います。
(ゴリラはオスなので。。。)
施主は「家」と結婚します。
住宅会社は「うちの娘は元気にやってますでしょうか?」と様子を見にくる妻のご両親役ですね(定期メンテナンス)。
大事な娘を託すわけですから、ご両親からするとちゃんと仲良く暮らしてくれる夫のほうが良いですよね。(=施主によるメンテナンスを怠らない)
娘を大事にしてくれない人ならば、嫁に出したくないですし、最悪結婚してしまったのなら冷たくします。(=家の面倒を見ない施主の家は建てたくない。。。が、建てた後はしっかりメンテナンス費を頂きます)
そもそも、結婚前にご挨拶を通じて娘と相性がどうかを見極める時間があります。(=契約前にじっくり打合せをして住宅会社を選びますし、逆に施主も見極められています)
住宅会社には施主が自社の家を大事にしてくれるのかを真剣に考えてほしいです。
大事にしてくれなさそうな人には、大切な自社の家を建ててはいけません。
施主からしても住宅会社が家を無理やり押し付けてこようとしてきたら「NO」と言いましょう。
「まだ付き合いが浅いのでもっとお互いに理解を深めてから結婚したいです」と言って良いのです。
だって普通は大事な娘を嫁に出すなら「貰ってくれるなら誰でもいい」とは思わないですよね。
結婚相手を選ぶときに「なんかイメージがいいから」みたいなふわっとした理由で選ばないですね。
まあ、あと「結婚するつもりで!」とか言ってくる営業マンには「君とは結婚しません。家と結婚するんです。」と言ってやりましょう。
もれなく「なんだコイツ」みたいな目で見られると思います!!笑
まとめ
①住宅会社や営業マンと結婚する訳ではないです
②家族となる(結婚する)のは家そのものです
③結婚したなら妻(家)を何よりも大事にしましょう
本日は以上です。駄文にお付き合いいただき誠にありがとうございました。
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